althusser723 / はたの
つばきファクトリー『変化。浅倉樹々』
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>今日は髪の毛を切りました〜
>・・・
>写真はまた載せます!
この「落とし」感がなかなか。意識的なのか無意識なのかが分からないという。 at 03/29 08:02
althusser723 / はたの
「砂の器」に対するTwitterで流れてくる感想を読んでいると、この作品の「本質」(原作なのか、映画なのか?)はハンセン氏病に対する差別を正面から描くことにあり、と思っている人が多いように思えるけど、少なくとも原作はそういう作品じゃないので。 at 03/29 15:05
althusser723 / はたの
差別問題を描く作品なら被差別当事者に対して寄り添う視線が作品全体に存在しているべきだが、原作ではそういう作りにはなっていない。犯人の和賀は被差別当事者ではあるが、「現在」の彼は酷薄で自己中心的な人物でしかない。まさに「虚飾」にまみれた人物として描かれている。 at 03/29 15:05
althusser723 / はたの
和賀はその虚飾を守らんと殺人に及ぶのだ。差別の問題は彼の人格形成に影響を及ぼしているのは確かだが、彼が殺人を犯すに至る経緯に対して差別問題は遙か後方にある。 at 03/29 15:05
althusser723 / はたの
昨日放送の2019年度版の方が差別問題を正面から描こうとしていると言って良いだろう。こちらでは無神経なアウティングに対する暴発が殺害の動機となっている。 at 03/29 15:05
althusser723 / はたの
和賀役が中島健人ということで「若すぎる」と思った人が多かったかも知れない。私は当初そう思った。でも、この作品ではあの若さが良かったのだ。それ以前の映像作品では(中居版は微妙かな?)和賀は「大人」として描かれている。 at 03/29 15:05
althusser723 / はたの
中島版和賀はまだ少年時代の傷をほとんどそのまま抱え込んで生きているのだ。家族の過ちにより彼は不当な扱いを受け続けた。それを何とか過去のものとして、現在を生きようとしている。 at 03/29 15:05
althusser723 / はたの
それなのにまたしても義理の父親の「過ち」(戸籍の詐称は義理の父親のしでかしであって、彼には何の責任もない)をあぶり出され、捨てようとしている「過去」と向き合うことを強要されたのだ。被害者の三木は和賀の「現在」の生を踏みにじったのだ。 at 03/29 15:05
althusser723 / はたの
もちろん、だからといって殺人は最悪だ。しかし和賀は若すぎて、未熟だった。そうして彼の怒りは暴発してしまった。そういう犯人和賀の未熟さを中島健人はよく表現し得ていたと思う。 at 03/29 15:05